昨年から気になっている事。

大阪市内の大きなホールが次々と閉鎖を発表。
大型ホールのうち、フェスティバルホール(客席数2,700)・
大阪厚生年金会館(2,400)・Zepp Osaka(2,180)の3館が
2008年秋に閉鎖するらしい。
これで残りの2,000人クラスのホールは
大阪国際会議場(2,750)のみに。
フィスティバルホールは5年後、同じ場所に立て直すらしいが
5年は長い…。
どのホールも一度は足を運んだことのある、
思い出のハコだけに寂しいッス。

厚年とフェスはかなり古い建物だったのでわからなくもないけど、
Zeppは大阪市との契約で「2009年には更地にして返せ」なんて
言われてるらしい。
確かにZeppが出来た当初とはすっかり変わって、
マンションが建ち並び、住宅地として広がっているあのあたりに
大型ライブハウスはツライかもしれないな〜。
騒音・振動問題で京セラドーム、インテックス大阪が
使いにくくなっている今、
どこでライブをやるのか、困っている所も多いと思う。
大阪国際会議場は音楽向きじゃないホールだしなぁ〜。

近鉄劇場、近鉄アート館、扇町ミュージアムスクエア。
次々に閉館していった、演劇ホールを思い出すな〜。
大阪府、大阪市は文化というものをないがしろにしすぎな気がする。
閉館するホールのスタッフさん達はどこへ行くんだろうか…。

最悪を想定すると、今年の冬以降のツアーライブでは京都・神戸に変更、
大阪ではやらないってアーティストも出てくるかもしれない。
結果的な経済効果を考えると、大きなホールが無いっていうのは
かなりの損失だと思うんだけどな〜。
BUCK-TICK、せっちゃんあたりはこのクラスのホールを使っているので、
どうなるか心配。

Zepp Osaka移転検討 地主の大阪市「返還を」
http://www.asahi.com/culture/music/OSK200711210014.html
大阪厚生年金会館、08年9月に営業停止 売却の予定
http://www.asahi.com/kansai/entertainment/news/OSK200710110040.html

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